45f3fb22スマホやタブレットといったスマートデバイスが普及してから数年経ちますが、みなさんは職場で「BYOD(Bring Your Own Device)」という言葉を聞かれたことはありますか?今回はBYODの実態とそれがもたらす変化について少しご紹介したいと思います。

BYODとは?
BYODとは、個人で所有しているスマホなどを職場に持ち込み、それを業務で使用することを指しています。ちなみにこの言葉は、海外でレストランやパーティーなどにお酒を各自で持ち込む「BYOB(Bring Your Own Bottle)」が語源であると言われています。日本ではあまり馴染みのない言葉かもしれないですが、実はみなさんもバーベキューやホームパーティーなどにドリンクを持ち寄って、知らず知らずのうちに「BYOB」をされていたりしないですか?実はこれをダジャレのようにもじって、職場とスマートデバイスに置き換えたものが「BYOD」なんです。

BYODがもたらす変化
BYODで主に行われている作業としてメール対応、スケジュール管理、連絡先管理、文書閲覧などが挙げられますが、これらは企業や社員に様々な効果をもたらしていると言えます。その一部を以下にご紹介します。
 
  • 多様な働き方の可能性
  • 一昔前までは、決まった時間に決まった場所で業務を行うことが主流でしたが、BYODを導入し個人のスマートデバイスを利用することにより、時間や場所にとらわれることのない自由な働きかたの可能性が広がります。外出先でのメールチェック、営業資料の確認や共有、翌週のスケジュール管理などで利用することができ、スキマ時間の有効活用につながるだけでなく、移動時間、特に会社に戻る時間の削減にもなります。
  • 生産性向上
  • 企業側で選ばれて一方的に与えられたデバイスでは、社員が使いこなせるようになるために時間がかかる場合がありますよね? BYODであれば、日頃使い慣れているスマホなどですぐに効率良く業務を行うことができ、作業時間の短縮にもなります。
  • コスト削減と満足度向上
  • 最初の2点は社員側の効果にフォーカスしていましたが、こちらは企業側のメリットになります。企業としてはBYODが進むことにより、高価な機器の購入代金や更新頻度を大幅に抑えられます。さらに上記で挙げたような作業時間の短縮が、社員の仕事に対する満足度を上げることにつながり、企業としては一石二鳥と言えるのではないでしょうか。
BYODのリスクとLINE WORKSを利用した対策
メリットが多そうなBYODですが、その反面、リスクへの対策が必要なこともまた、BYODの特徴であるといえるでしょう。例えばですが、数ヶ月前にやり取りした顧客情報が含まれたデータがスマホに残っていたりしませんか?取引先の連絡先が個人のアドレス帳に入っていて、誤操作で不適切なタイミングで取引先に電話してしまったことはありませんか?その他にも、パスコードをかけていないスマホを紛失してしまった場合の情報漏えいの可能性を少し想像しただけでも、BYODをためらってしまいそうですよね。

実は、これまでこのブログでも何度かご紹介してきたように、LINE WORKS ではBYODを前提としたセキュリティ機能がたくさん盛り込まれています。また、企業で安心して使えるセキュリティを強化するため、今後さらなる機能拡充も予定されています。次回は、LINE WORKS がBYODに対してどのような取り組みを行っているのか、ご紹介したいと思います。

参考記事:

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